【リポート】4月10日(金)「木村博多織手織り工房展」リポート!
昨日からはじまりました「木村博多織手織り専門工房展」。
手織りにこだわり、伝統の技を守り続けて64年、博多織伝統工芸士として
数々の勲章を受章されている木村佐次男さんと娘ゆき子さんの作品展となります。
親子そろっての作品は、帯や小物など約200点を展示・販売しています。
【木村親子】
福岡市内を中心に、
年に2回ほど行う作品展でしか木村さんの作品を見る事がなかなかできないため、
ファンがいつも心待ちにしています。
常に、新しいものに挑戦し、必ず作品展では新作が登場します。
今回は、小物の種類を増やし、若い方々にも興味を持ってもらえるように、
がま口のお財布や蝶ネクタイ、ポーチなど手ごろな価格で
博多織を身近に使っていただけると思います^^
【帯の作品の一部】
【帯地で作った小物の一部】
【かわいい小物の作品の一部】
娘ゆき子さんの若い世代のアイデアも取り入れた作品も人気です。
シュシュ
携帯ケース
メガネストラップ
蝶ネクタイ
箸置き
ブレスレット
木村さんの手織りへのこだわりは、
帯を織る前の下準備からすべて手作業で行うことです。
帯を織る前に、糸を準備し、何千本もの糸を繰る作業から
仕掛けるところまですべて手で行うので、帯を織るまでに
かなりの時間がかかり、年間に織る帯も限られてきます。
「もっとたくさん帯を織りたいのだけれど、織るまでの準備が大変で、
一人で7台の機織り機の準備をしていたら数は作れない。
それが伝統の技だから。妥協せず、年間数は限られるが納得いく帯を織り続けたい。
技術は伝統を守りながら、デザインや作風は現代に合せたものも作る。
展示会では、小物もたくさん作ったので、帯のイメージだけでなく気軽に見に来てほしい」
と木村さん。
そしてもうひとつのオススメは、「帯締め編み体験」です。
絹糸を編んで自分だけの帯締めを作ります^^
木村さんがやさしく教えてくれますので世界に一つだけの
ステキな作品ができると思いますよ。
毎日①10:30~②13:30~
2回行っていますので当館にお問い合わせください。
この帯締め編みの道具を使って作ります。
こんな風に出来るといいですね~
4月14日(火)まで開催中です、是非お立ち寄りください。