1月5日(月)お正月イベントリポートVOL.3
今日から仕事はじめのところも多いかと思います。
櫛田神社の参拝者も朝早くから並んでいました。
その列は、はかた伝統工芸館から冷泉公園の前まで続き、
1時間以上待ちの状況でした。
15時頃には、列もなくなったので、明日参拝される方は、
15時以降だと並ばずに参拝できるかもしれないですよ。
さて、開催中のイベント「伝統工芸×モダン」展。
今日は博多畳をご紹介します。
今回展示している作品は、工房に行かないと見れない
“こだわりのいいもの”を蔵出ししてもらっています。
そのひとつ、展示会場に敷いている畳。
みなさんに日本の畳の良さを感じていただきたくて
、鶴田畳店(福岡市東区松島)さんにお借りしました。
この畳がすごいんです!
畳の縁が「九条紋」の柄なのですが、
この柄は神社・仏閣で使用される格式ある柄なのだそうです。
そしてあの紫式部も好んでいたそうで、自身の屋敷の畳に使っていたそうです。
一般の家庭では使えないため、なかなか見る事のできない貴重な柄で、
今回特別にお借りしました。
畳の縁をよく見ると、2枚の畳を合わせた部分の“九条紋”の柄がきれいに合っています。
柄がずれないように2枚合わせる技法は特殊な工法で施工するため、縁の部分は
化学繊維ではなく、綿で出来た生地を使用するというこだわりの畳です。
ご来館いただいたみなさんにもくつろいでもらっています。
オリジナル作品で、日常的に畳が楽しめる「ミニ畳」もあり、
畳の縁は種類も豊富で好みの柄を選べ、
オーダーできます。1500円(税込)
当館では、
招き猫バージョンの畳と博多人形の「福の神」をコラボしてみました。
13日まで展示しています。
みなさん、是非くつろぎにお越しください。