2021.11.25リポート
【リポート】「肥後の民工芸品展」リポートvol.3
11月20日(土)「肥後の民工芸品展」のPRに、
熊本県の営業部長兼しあわせ部長「くまモン」が駆けつけてくれました!
ご来館の皆さんに、熊本の工芸品「肥後こま」を回したり、
「肥後手まり」や「おばけの金太」のからくりを見せたりと、
しっかりPRしてくれました^^
おばけの金太を持って・・・
©2010熊本県くまモン 協力:熊本県福岡事務所
肥後手まりを持って
ちょうどこの日は、
熊本の伝統工芸品である「肥後象嵌(ひごぞうがん)」作家の
麻生さんが実演に来られていましたので、くまモンは興味津々・・・
鉄の生地に微細な布目状の切目を入れて金・銀の板を鹿の角で打ち込み、
金や銀に細かな毛彫りを施していく工程を食い入るようにみています・・・
うずうずしてきたくまモン・・・
ついに「肥後象がん」作りに挑戦です!
手の中にすっぽり隠れるくらいの小さな道具を器用に持って、
5㎜もないくらいの、“金のもみじの葉”を打ち込んでいきます。
麻生さんからは「筋がいい」と褒められ、
象がん職人顔負けのようすで、最後まで仕上げてくれまたした^^
完成作品はこちら
※上の段の一番右側 金のもみじ
ちなみに、象嵌の 象は「かたどる」、嵌は「はめる」という意味があり
一つの素材に異質の素材を嵌め込む技法のことを「象嵌」といいます。
くまモンの作品も、上手に嵌め込まれていますね~
くまモン、お疲れ様でした!
「肥後の民工芸品展」は11月28日(日)14:00までです。
次回は、12月7日(火)より「博多人形干支人形展」を開催します。