【お知らせ】2階の博多人形作家コーナーの作品が入れ替わりました

はかた伝統工芸館は、
福岡・博多に縁のある伝統工芸品を紹介する施設として、
2階の常設展示室では、歴史あるすばらしい作品の数々を展示しています。

７月より、２階の展示の一部をリニューアルし、
博多織や博多人形の作品の入れ替えを行っています。

より多くの方々に現代の作家さんや作品をご紹介できるように、
随時入れ替えを行いご覧いただいています。

１０月より博多人形の作家コーナーの作品の入れ替えを
行いましたのでご紹介します。

作家／植木　進　　作品名／藤娘
博多人形師として55年の豊富な経験で、内閣総理大臣賞など
数々の賞を受賞。
師匠から受け継いだ技術・技法を守りながらも、
創意工夫で愛と微笑をテーマとした作品つくりに取り組んでいる。
特に、美人もの・童ものにおける表情の豊かさに定評があり、
今回の作品は、彩色に岩絵具を使用し、
藤娘の憂いのある表情と美しさを表現している。








作家／今井洋之　　作品名／「舞妓」
博多人形師の登竜門「与一賞」を3年連続受賞、
人形師35年の経験を持つ作者は、「美人もの」「童もの」を得意とし、
肖像人形の開発にも取り組んでいる。
本作は、歌舞伎の女形の女性らしさを表現。
彩色は、昔ながらの胡粉などの顔料にこだわって仕上げている。









是非皆さん、お越しいただき目の前でご覧ください。