1月14日(水)「なつかしい子供の遊び展」リポート!VOL.1
1月15日(木)~2月3日(火)まで
超大作の博多人形の作品展がはじまります。
博多人形白彫会65周年を記念して、
総勢25名の博多人形師のみなさんが共同制作した
「なつかしい子供の遊び展」5作品を展示します。
「新春」「春」「夏」「秋」「冬」の四季をテーマに、
昭和の時代に子どもたちが遊んでいた
”なつかしい遊び” を人形で再現したもので、
人形師ひとりひとりの想いを込めた大作です。
【人形師さんたちが一緒に準備する様子】
【葉っぱのひとつひとつを取り付けている様子】
大きさもそれぞれ横幅1m50㎝あり、
「秋」の作品は、高さが1mを超える大作で見ごたえがあります。
1作品に5名の人形師さんが共同で制作し、
12~30体の子どもたちが登場しています。
【制作した人形師さんたち】※全員ではありません
そして何と言ってもそれぞれの作品の仕事が細かく、
1体1体の表情やしぐさが豊かで、見ていて楽しくなる作品ばかりです。
このリポートでお伝えできる限り、
全部の作品を紹介していきますのでお楽しみください。
今日は、「新春」の遊びをテーマにした作品たちをご紹介します。
制作者は
植木進氏・生野四郎氏・戸畑茂四郎氏・下川貴士氏・臼杵康弘氏の
5名による作品です。
「凧あげ」「福笑い」「羽子板」「カルタ遊び」「コマ回し」と
5つの遊びを表情豊かに表現しています。
「凧あげ」は、細かい作業で作られた凧や男の子の表情をじっくりご覧ください。
「福笑い」は、目隠しをした男の子の苦笑いしている表情や
そばにあるみかんの細かい仕事に注目してください。
「羽子板」は、女の子のやわらかな表情が心を和ませ、
羽子板の羽まで丁寧に作られています。
「カルタ遊び」は、ヤンチャな男の子がカルタを取る瞬間の表情と、
取ったカルタの行方までもがおもしろい作品。
最後に「コマ回し」は、飄々とした男の子の表情が楽しめます。
制作に携わった人形師さんは、
「この作品で、子どもの無邪気で純粋な表情を楽しんでほしい。」
と語ってくれました。
みなさん、博多人形師さん渾身の共同制作。この機会でしか見る事が
できません。2月3日まで行っていますので、是非、目の前でご覧ください。
この他、購入できる作品を16作品展示・販売しています。