【リポート】福岡・博多の伝統工芸とアビスパ福岡コラボ企画リポートVOL.4【博多織の帯結びチャレンジ!】
これまで、福岡・博多の伝統工芸とアビスパ福岡のコラボ企画で、
アビスパ福岡の選手による「博多織の帯&浴衣姿」を紹介してきましたが、
今日の選手は奈良竜樹選手(DF39)と、山岸祐也選手(FW11)です。
DF39 奈良竜樹選手
©avispa fukuoka
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FW11 山岸祐也選手
©avispa fukuoka
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そして今日のリポートは、
アビスパ福岡の選手による「博多織の帯結びチャレンジ!」を紹介します。
「博多の男なら、博多織の帯を自分で締められるようにならないと!」
と、福岡出身の金森健志選手(MF37)が挑戦してくれました。
挑戦する結び方は「貝の口」。
角帯の帯結びでよく使われる結び方です。
帯の端から30~50㎝くらいの長さをとり、帯を半分に折って手先を決めます。
手先を上にしてたれ先を腰骨の位置でひと巻きからふた巻きします。
たれ先を自分の肩幅くらいで折り返します。
たれ先を上に手先を下向きに下げて交差させます。
たれを手先の下にくぐらせてぎゅっと結びます。
たれの幅をきれいに広げ、斜め下におろしながら内側に折り、
右斜め上に折り上げて“貝の口”を作ります。
折り返したたれの間に手先を通します。
たれと手先をそれぞれ引っ張って形を整えます。
貝の口の結び目を右回りで後ろに回します。
帯を下に引き下げ整えたら完成です!
完璧です!
ポイントは、おへその下あたりで結び、
“前下がり後ろ上がり”で締めると帯が安定するそうです。
©avispa fukuoka
粋にするなら結び目は、真ん中よりも左右どちらかに少し寄せると
“こなれ感”が出るそうです。
角帯は、この「貝の口」を覚えていたら
一人でも簡単に締められるようになるのでおススメです^^
金森選手、帯結びは初めての挑戦でしたが、
一度で出来ましたよ~ さすがです^^
これで着付けもできるアスリートですね~
博多織の帯は、締めやすく緩みにくいのが特徴で、
今回選手たちが締めている帯は西村織物さんの角帯です。
伝統的な献上柄以外にもいろいろな柄があるので、
今回ご協力いただいたわらび&るりあんさんセレクトの
個性的な浴衣に合わせてコーディネートすることができました!
衣装協力いただいた皆様ご協力ありがとうございました。
【衣装協力】
博多織帯・角帯/西村織物株式会社 https://nishimura-orimono.jp/
浴衣/わらび&るりあん博多マルイ店 https://walavie-lelien.com/
呉服のもろふじ、ローブジャポニカ
草履/木村実業株式会社