【リポート】今年もアビスパ福岡選手会smileプロジェクトと福岡・博多の伝統工芸がコラボ!
はかた伝統工芸館は、2021年よりアビスパ福岡選手会smileプロジェクトと福岡・博多の伝統工芸を繋げ、スポーツ文化と伝統工芸の振興・普及活動を行っています。
今年もアビスパ福岡の選手の皆さんに、福岡・博多の伝統工芸に触れ、体験していただく企画として、博多人形を制作していただきました。
アビスパ福岡創設30周年を記念して、当館のパワースポットでもある博多人形「福の神」を制作していただくことで、「みなさまにたくさんの福が訪れますように」という思いと、「アビスパ福岡に勝利をもたらす」という思いを込めたものです。
福の神の素焼きです。ここから色付けをしていきます。
写真左は「福の神」の見本。写真右は博多人形師・田中さん作「福の神アビスパバージョン」
ここから絵付けがスタートします。さあ、どんな福の神が誕生するのか楽しみです!
この企画は今回で5回目となるため、経験のある選手たちは、すでにイメージを膨らませているので筆がどんどん進みます。
初めての選手たちも、楽しそうに個性豊かな福の神を作っていきます。
ウェリントン選手を見事に表現した橋本選手は、髪型や目の細かな描写にこだわりながら、1時間くらいかけて丁寧に制作していました。
毎年、ユニークな作品を発表する湯澤選手。今年は「花」がテーマだそうです。
博多人形師・田中さんと一緒に
そして、見本に忠実に長時間かけて制作していたキム ムンヒョン選手。まずは、見本の福の神さまを丁寧に仕上げ、2作品目は、博多人形師・田中勇気さんが作った「福の神アビスパバージョン」をお手本に、見事な“アビスパ福の神”を仕上げました!お見事!
そして今年の城後選手の作品は、「国見魂」がテーマで、国見カラーで統一したそうです。
手慣れた筆使いで、サクサク仕上げていきます。
はかた伝統工芸館での展示用の「福の神」もバッチリ仕上がりました!
完成した作品の一部ですがご紹介します
選手の皆さん、練習後の疲れている中、今年もご協力ありがとうございました。
選手たちが制作した作品は、9月24日(水)~9月28日(日)の期間でチャリティーオークションを開催。
販売の収益は、すべて「アビスパ福岡選手会smileプロジェクト」の活動に使用されます。
また、10月26日(日)湘南戦において、障がいのある子どもたちのご家族、里親ご家族の試合招待を予定して
いるということです。
詳しくはこちら
https://www.avispa.co.jp/news/post-81072
また、はかた伝統工芸館では、10月19日(日)~10月28日(火)まで、
「福岡・博多の伝統工芸×アビスパ福岡コラボ企画展2025」を開催します。
これまでの活動の紹介やコラボ企画の作品紹介。
今回の企画展のために選手有志たちが絵付けした「福の神」の作品を展示します。
はかた伝統工芸館は
継続してこの活動を応援して参ります。
スポーツ文化と伝統文化の振興・普及活動のお役に立てれば幸いです。