【リポート】「肥後の手しごと展」リポート!
開催中の「肥後の手しごと展」は、
はかた伝統工芸館とくまもと工芸会館の交流事業として、福岡・博多の伝統工芸と熊本の伝統工芸のすばらしさや魅力を相互に紹介し、伝統工芸の振興発展と都市間での文化交流を図る目的として毎年開催しています。
今年で12回目となります。
はかた伝統工芸館で開催される「肥後の手しごと展」では毎年、熊本のPRに熊本県営業部長兼しあわせ部長の“くまモン”が来館し、会場を盛り上げてくれます。
今年も来館いただき、小代焼や肥後手まりなどの工芸品をたくさん紹介していただきました!
ありがとうござました。
「肥後の手しごと展」は11月17日(日)までですの是非皆さんお越しください。
くまモン来館の様子
ダンスのようす
ふれあいタイム
【出品作品】
●小代焼
細川家御用釜として400年の歴史がある小代焼。
素朴な風合いと力強さを兼ね備え、「腐らない、臭いがうつらない、湿気を防ぐ、毒消し効果、延命長寿」の効果があるとされ、茶器だけでなく日用品の器として親しまれています。
●陶芸
ネコ 「千金甲窯」
くまモン「蒼土窯」
おにぎり「陶工房あねもね」
●肥後手まり
芯にへちまを使用し、フランス刺繍の糸で幾何学模様を施しています。
「あんたがたどこさ」の唄はこの肥後てまりと言われているそうです。
●肥後まり
モミがらを芯に使用し、天然の植物染料で染めた木綿糸で13種の伝統の柄を手かがりして作ります。
江戸時代中期に木綿が人々の手に入りやすくなり全国の主な城下町で作られるようになったとされています。
●肥後花茣蓙
熊本県のイ草生産は、八代地方を中心に日本一の生産量で、畳表や花ござが明治時代から織られています。
色鮮やかに染色されたイ草を使用し、吸湿性に優れているのが花ござの特徴です。
ランチョンマットやコースターなど日常使いできる作品も人気です。
●竹工芸
熊本地方は良質な竹の産地でインテリア用品から日用品まで幅広く作られています。
しなやかで折れにくい良質の竹を20種類の編み方を駆使し作品を生み出しています。
尚、福岡・博多の伝統工芸をPRする「筑前博多の伝統工芸品展」は、
来年2025年2月19日(水)~3月2日(日)に、くまもと工芸会館にて開催します。