【リポート8】≪節句もの②≫「知って・誇ろう!福岡・博多の伝統工芸」
「知って・誇ろう」をテーマに、福岡・博多の伝統工芸を紹介するリポート。
今日も、端午の節句まで博多人形の「節句もの」をお届けします。
節句ものといっても、
桃太郎などの昔話の主人公を題材にしたものから、
武者ものや、こいのぼりをモチーフにしたものまで、
個性あふれる作品がたくさんあります。
同じ題材でも作家さんによって表現は違います。
今日は「桃太郎」と「金太郎」を題材にした作品を紹介します。
【桃太郎】
桃から生まれた「桃太郎」が、
育ててくれたお爺さんお婆さんから黍団子(きびだんご)をもらって、
イヌ、サル、キジを従えて、鬼ヶ島まで鬼退治に行く勇敢な物語です。
本田宗也 作 「桃太郎」
佐藤明 作 「桃太郎」
川﨑修一 作 「なかよし」
多田明正 作
「桃太郎凱旋」
「誕生」
稲富昭満 作 「桃太郎」
【金太郎】
足柄山で元気に育った金太郎は、
山の中で動物たちを友とし、熊と相撲をとりながら力を付けていく。
鬼退治に向かう源頼光にその力量を見込まれ侍となり、
坂田金時と名を改めて源頼光の四天王として
見事鬼退治を果たしたという物語・・・
戸畑茂四郎 作 「虎金」
本田宗也 作 「金太郎」
植木進 作 「大将」
多田明正 作
「いざ出陣」
「金太郎」
作家さんの数だけ桃太郎・金太郎がいる・・・
みなさんお気に入りの桃太郎・金太郎を見つけてください。
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次回も、博多人形の節句もの、題材は「童」です。お楽しみに。