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最新情報

2022.04.29イベント

【イベント】5.10-5.22「筑前国焼高取焼」開催のお知らせ

 

筑前国焼高取焼(ちくぜんくにやきたかとりやき)」開催のお知らせ

 

【新作】いつでもどこでもお茶が楽しめる携帯用茶器 

   筑前国焼高取焼「旅茶器」登場!

 

 

はかた伝統工芸館は5月10日(火)~5月22日(日)まで、

「筑前国焼高取焼」を開催します。

 

高取焼は、黒田藩の御用窯として生まれ、主に茶道に使われる茶器を製作し、

現在は福岡県朝倉郡東峰村、福岡市早良区などで継承されている

400年以上の歴史を持つ県下有数の古窯です。

現代では生活スタイルの変化とともに、高取焼の在り方も進化しています。

 

今回は高取焼窯元の次世代を担う若手陶芸家4名による作品展で、

”日本の伝統あるお茶”に焦点を当て、伝統的な作法に基づいた茶器や

現代のライフスタイルに合わせた茶器など、様々な作品で“進化した高取焼”を

お楽しみいただきます。

 

期間中は、室内の空間だけでなく持ち運ぶ事ができ、外出先でお茶を楽しむことが

できる新作の「旅茶器」も登場し、展示・販売します。

 

【「筑前国焼高取焼」実施概要】

日 時: 2022年5月10日(火)~5月22日(日)9:30~17:30

場 所:  はかた伝統工芸館 (福岡市早良区百道浜3-1-1 福岡市博物館2階)

主 催: 高取八仙窯 高取周一郎/高取焼宗家 高取春慶/高取焼味楽窯 亀井久彰/高取焼元永陶苑 元永成洸

 

<内 容>

〖出展者〗

高取八仙窯・高取周一郎氏、高取焼宗家・高取春慶氏

高取焼味楽窯・亀井久彰氏、高取焼元永陶苑・元永成洸氏 

 

次世代を担う高取焼窯元若手陶芸家4名による煎茶器や茶道具、

菓子器やお茶請けなどの茶器約30点を展示・販売。

 

新作の「旅茶器」は、高取焼(急須・湯呑)、博多曲物(茶器箱・茶入、茶托)、

博多織(巾着袋)、博多人形(袋紐留め飾り)で製作した室内でも外出先でも

お茶が楽しめる茶器セットです。

 

【旅茶器】

 

 

 

 

<イベント>

5月15日(日)・22日(日)は高取焼を使った煎茶のふるまいを行います。

※作家さんも日替わりで来館予定。

 

 

<作家紹介>

 

■高取焼八仙窯 髙取周一郎(たかとり しゅういちろう)■

1987年、福岡県朝倉郡東峰村生まれ。

祖父 高取宗仙(十三代高取八仙)、父 十四代八之丞不忍の下で作陶中。

400年余り続く高取焼の技術を継承する高取八仙窯で、茶陶の伝統技法を学びながら、

現代の生活に合う器づくりにも意欲を燃やす。

 

高取周一郎

 

 

 

■高取焼宗家 高取春慶(たかとり しゅんけい)■

1989年 十三代八山の長男として生まれる

2010年 九州造形短期大学卒業。帰窯後、3年間作陶

2015年 遠州流茶道宗家 小堀宗家御家元の許で修業

2018年 帰窯後、十三代の指導の許、陶芸に励む

     銀座三越ジャパンエディション「キレイサヴィ・クチュール小堀宗翔の視点」作品展示

2019年 表千家全国大会にて「聖福寺コラボ茶碗」の初披露

     博多聖福寺にて「CHAWAN COLLABORATION」作品展示

     六本木ミッドタウン、サントリー美術館「玄鳥庵」にて髙取焼展示、呈茶

     GFAA2019北京嘉芸術センター「匠の心の極致―日本伝統工芸展」出展

2020年 東京ミッドタウンTHE COVER NIPPONにて、作品展示呈茶

     九州産業大学とのコラボレーション作品制作

2022年 日本橋三越にて親子展

 

高取春慶

 

 

 

■高取焼味楽窯 亀井久彰(かめい ひさあき)■

1991年 十五代味楽の長男として生まれる

2014年 法政大学経営学部経営学科卒業

2016年 京都府立陶工高等技術専門校成形科総合コース卒業、米国ボストンで親子展

2017年 博多大丸で西皿山開窯300年記念親子展、新宿京王百貨店で親子展

2018年 米国ボストンで親子展

2019年 パリで個展

2020年 ボストンで親子展

現在   福岡市福翔高等学校非常勤講師、モモチカルチャーセンター陶芸講師

     日仏茶道交流会 理事

 

亀井久彰

 

亀井久彰作品

 

                                     

■高取焼元永陶苑 元永成洸(もとなが なるひろ)■


1986年 元永彰一により元永陶苑を築窯。

京都伝統工芸大学を卒業

京都市産業技術研究所で釉薬の研究に取り組みながら6年間京都で作陶。

2019年に小石原に戻り、高取焼からのインスピレーションを得ながら

自身の表現としての作陶を始める。

以来、自身の活動する時は、(ろくろ庵)として活動。

 

 

元永成洸