【イベント】7.27(火)~8.1(日)「絲衣司 紫物語ー第二章ー」開催のお知らせ
はかた伝統工芸館は、
7月27日(火)~8月1日(日)まで、
「絲(いと)衣司(ごろものつかさ) 紫物語 第二章」を開催します。
「絲衣司」は、着物を着ることがもっと素敵に楽しくなるようにと、
「和」の職人集団が立ち上げ、京都をはじめ日本全国で活動の場を広げています。
当館では毎年開催している作品展のひとつで今回で9回目を迎えます。
伝統工芸品である京都の爪掻本綴、京絞り、東京の江戸古法友禅、
博多織の作家による「紫」をテーマにした作品展となります。
天然染料紫草の根で紫色を染めた着物や帯、小物などを展示・販売。
期間中は
「紫根染のワークショップ」や「着付けの無料体験や講習会」を実施。
【実施概要】
日 時: 2021年月7月27日(火)~8月1日(日)
9:30~17:30
場 所: はかた伝統工芸館
(福岡市早良区百道浜3-1-1福岡市博物館2階)
※入館無料
主 催: 絲衣司(いとごろものつかさ)
内 容:
京都爪掻本綴、京絞り、江戸古法友禅、博多織で活躍されている作家による作品展。
紫根で手染した着物や帯をはじめ、小物など約50点を展示販売。
<イベント>
(1)「紫根染のワークショップ」
紫根で絹糸を自分好みの紫に染める体験。(一色3,300円、二色5,500円)
7月31日(土)・8月1日(日)10:00~12:00、14:00~16:00
定員各3名 講師: 服部秀司氏
(2)「木耶ラの着くずれしない長襦袢の着付け体験会」無料
7月28日(水)15:00~15:30 定員3名
(3)「木耶ラの3分で着る着物講習会」 無料
7月30日(金)15:00~15:30 定員3名
和装業界からも評判となっている“木耶ラさん”を講師に迎え
訪問着に二重太鼓の着付けの実演。
講習会では着くずれする人へのアドバイスや長襦袢の着つけの大切さなどが学べます。
【作家プロフィール】
<服部綴工房 服部秀司>
河合玲デザイン研究所にてテキスタイルを学び、
日本国内での爪掻本綴の製作を守り伝える。
近年では、創造的な織技法・意匠考案や糸染を自ら手がけ、
伝統の技で現代を表現しながら各地で個展を展開。
服部秀司氏
木耶ラ氏
<京絞り寺田 寺田豊>
1994年パリ市主催・バカテル城での工房展を皮切りに
個展活動を始める。1996年パリ国立ギメ美術館「雲に萩」購入。
中村芝雀氏主演「人魚の恋椿」羽衣衣装制作。
京鹿の子工芸展にて知事賞、市長賞など毎年受賞。
寺田豊氏
<染の高孝 高橋孝之>
1966年戸塚工芸社入社。父恒治より引き染ぼかしと一珍染、
兄更聖より江戸更紗を習得後独立。
東京都工芸染色協同組合 相談役
東京都伝統工芸士会 理事
東京手描き友禅伝統工芸士会 会長
社団法人日本染織作家協会 理事
高橋孝之氏
<博多織 岡部由紀子>
2007年博多織デベロップメントカレッジにて染織を学ぶ。2009年第43回
福岡市美術展入選(以降複数回入選)。博多織手機技能修士取得。
第65回福岡県美術展覧会入選(以降複数回入選)。
2017年第51回日本伝統工芸染織展入選。2020年伝統工芸士認定。
現在、自然あふれる那珂川の織場にて制作活動を行う。
岡部由紀子氏