【イベント】※終了しました「絲(いと)衣司(ごろものつかさ) 雅と粋展」開催のお知らせ
はかた伝統工芸館は、6月7日(木)~6月10日(日)まで
「絲(いと)衣司(ごろものつかさ) 雅と粋展」を開催します。
「絲衣の司」は、着物を着ることがもっと素敵に楽しくなるようにと、
「和」の職人集団が立ち上げ、その活動は、京都をはじめ日本全国に
広がっています。当館でも毎年開催している作品展で、
今回は伝統工芸品である博多織、京都の爪掻本綴・京絞り、
東京の江戸古法友禅、大島紬で活躍されている作家、織元による
作品展となります。
着物や帯、小物など、伝統的な技と現代の新たなデザインを融合させた
作品の数々を気軽にご覧いただきます。
期間中は、長襦袢の着付け講座「木耶ラの魔法の親指体験無料講習会」、
毎回好評のイベント「きつけ塾 いちき」による、
「京と博多の芸妓のきつけショー」を開催します。
【「絲(いと)衣司(ごろものつかさ) 京と博多の粋展」 実施概要 】
日 時: 2018年6月7日(木)~6月10日(日)
10:00~18:00 ※最終日は16:00まで
場 所: はかた伝統工芸館 1階 (福岡市博多区上川端町6-1)
主 催: 絲衣司(いとごろものつかさ)
内 容: 博多織、京都爪掻本綴、京絞り、江戸古法友禅、宮崎大島紬で
活躍されている作家・織元による作品展。
着物や帯、小物など約100点を展示販売。
※入館無料
【イベント】①
「木耶ラの魔法の親指体験講習会」
日 時:6月7日(木)、8日(金)、9日(土)
14:00~14:30
参加無料。1日定員3名。
見学は自由です。
<「木耶ラの魔法の親指体験講習会」について>
きものを美しく着るには、長襦袢の襟をきれいにしっかりと
着つけることが重要!いま、和装業界からも評判となっている
木耶ラさんの目からウロコの襟元の着付けが学べる、
長襦袢の着付け講座となります。洋服の上から着つけます。
※長襦袢など着付けに必要なものはこちらでご用意しています。
https://kiyara888.exblog.jp
【木耶ラさん】
【襟元スッキリ着こなし方法を教えます】
【イベント】②
「きつけ塾 いちき」による、「京と博多の芸妓のきつけショー」。
日 時:6月7日(木)13:00より
京都と博多の芸妓さんの着付け方の違いを解説付きで
目の前でご覧いただきます。
「きつけ塾いちき」
http://www.nr-2001.net/kimono/
【作家プロフィール】
<服部綴工房 服部秀司>
河合玲デザイン研究所にてテキスタイルを学び、
日本国内での爪掻本綴の製作を守り伝える。
近年では、創造的な織技法・意匠考案や糸染を自ら手がけ、
伝統の技で現代を表現しながら各地で個展を展開。
<京絞り寺田 寺田豊>
1994年パリ市主催・バカテル城での工房展を皮切りに
個展活動を始める。1996年パリ国立ギメ美術館「雲に萩」購入。
中村芝雀氏主演「人魚の恋椿」羽衣衣装制作。
京鹿の子工芸展にて知事賞、市長賞など毎年受賞。
<染の高孝 高橋孝之>
1966年戸塚工芸社入社。父恒治より引き染ぼかしと一珍染、
兄更聖より江戸更紗を習得後独立。
東京都工芸染色協同組合 相談役
東京都伝統工芸士会 理事
東京手描き友禅伝統工芸士会 会長
社団法人日本染織作家協会 理事
<東郷織物>
東郷織物工場は、宮崎県都城市で大島紬、夏大島、薩摩絣を製作。
昭和22年に東郷治秋が新天地を求めて鹿児島より都城に工場を移し、
永江明夫と二人で現在の製品の基礎を作る。25年に法人化し企業組合
東郷織物工場を設立。その後、永江明夫が平成14年まで代表理事に就任し、
現在は三代目谷口邦彦が代表理事を務める。誠実なもの作り、独自の製品
作りを基本理念とし、緻密な絣物の高級品からカジュアルな洒落絣等を製作。
<博多織 岡部由紀子>
2007年博多織デベロップメントカレッジにて染織を学ぶ。2009年第43回
福岡市美術展入選(以降複数回入選)。
博多織手機技能修士取得。(博多織伝統工芸士会認定)
第65回福岡県美術展覧会入選(以降複数回入選)。
2017年第51回 日本伝統工芸染織展入選。
現在自然あふれる那珂川町の織場にて制作活動を行う。