【リポート】「2016博多織伝統工芸士作品展」リポートVOL.01
今日から開催の「2016博多織伝統工芸士作品展」。
博多織の染色部門、意匠部門、製織部門の12名の
伝統工芸士のみなさんによる
帯を中心とした作品を展示・販売しています。
この作品展は毎年、年に1回当館で開催していますが、
普段なかなか見ることのできない博多織の伝統工芸士さんによる
匠の技が集結した作品展です。
博多織伝統工芸士会豊原会長は、
「今年の特徴は、それぞれの作家さんの
『技術を主張した博多織』がご覧いただけます。」
と熱く語ります。
西日本新聞の取材を受ける豊原氏
博多織業界初の試みや、今では途絶えた技法の作品など
貴重な作品を見る事ができます。
作品について詳しくはこのリポートでお届けしていきます。
今日のリポートでは、12名の伝統工芸士さんの作品をご紹介します。
1.平地八寸なごや帯 『五献上』 染色部門 木下庄蔵
2.袋帯 『切子』 意匠部門 上石辰男
3.袋帯 『五重織』 製織部門 満石江美子
4.平地八寸なごや帯 『変り献上間道』 製織部門 松本茂記
5.紋八寸なごや帯 『組紙布漉き流し』 意匠部門 豊川勝典
6.紋八寸なごや帯 『絹組斗帯』 意匠部門 大津孝行
7.紗八寸なごや帯 『涼峰』 意匠部門 古賀勝幸
8.袋帯 『本銀彩佐賀錦 彩』 意匠部門 栫井修
9.八寸なごや帯 『真綿紬の里』 製織部門 豊原義紀
10.平地八寸なごや帯 『筑前間道』 製織部門 山口和久
11.平地男帯 『武蔵』 製織部門 古川美智生
12.小袋帯 『橘波(きっぱ)』 製織部門 角勤子