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2015.07.26イベントカレンダー

【リポート】「~LIKE!FUKUOKAプロジェクト~ワーキング・展示会」リポート

2015年7月25日(土)に、
一般社団法人福岡青年会議所が主催する
「~LIKE!FUKUOKAプロジェクト~ワーキング・展示会」が
博多区の入定寺で開催されました。

「LIKE!FUKUOKAプロジェクト」とは、
福岡を全世界から「わざわざ」来てもらえる町にしていきたい!
わざわざ福岡に来なければ味わえないコンテンツをつくり、
福岡市民の皆様にその意義を感じてもらうプロジェクトです。
その取り組みとして
「博多の伝統工芸がキーワードのまち歩きMAPの作成」
「福岡にしかない茶道体験」 「とんこつグルメの新たなアイテム」という
外国人のアイデアを取り入れた3つのコンテンツを入定寺にて披露しました。











今回はかた伝統工芸館では、外国人の来館者が1割~2割を占めることから、
「博多の伝統工芸まち歩きMAPづくり」と「博多織のバッグ制作」に参画しました。

博多の町の歴史や文化、伝統工芸の魅力が詰まった博多の町にクローズアップした
観光MAPを、雙葉学園の学生さんたちの自由な感性で、
当館のお土産袋のデザインをイメージして考えて頂きました。

MAP作りは、雙葉学園50名の学生さんと外国人とのワーキングを通して
誕生したものです。学生さんたちが、実際に博多の町を散策して発見した
「いいもの」「おもしろいもの」「楽しいもの」など、
自分たちが観光客のみなさんに見てほしいという想いを主観地図にして作ってもらいました。





















私たちでは考えもしない若いみなさんの豊かな発想と視点で「欲しい!」
と思う素敵な“博多伝統工芸MAP”が誕生しました。

【作品の一部】











イベント当日は、お越しいただいた方々全員に学生さんたちが、
このMAPへの想いを発表する場を作り、海外の方には英語で説明してくれました。












多くのみなさんから、「おもしろい」「デザイン性がある」「欲しい!」と絶賛でした。
その他「どこで手に入るの?」「売ってほしい」との声。
学生さんたちも嬉しそうでした。










当館でも、是非お土産袋として検討しようと思います。


そして、もうひとつは、「博多織のバッグ制作」です。
博多織は770年の歴史を誇り、博多織の献上柄にはとても深い意味が込められています。
その柄のひとつに縞の柄があり、親子縞・孝行縞が用いられています。
これは、「親が子を守る」「子が親を慕い、守る」という人の一生を現しています。




この深い想いを形にするため、そして「博多織」を日本のみならず、
海外の方々にも「知って欲しい!使ってほしい!」という想いから、
日常的に使える「トートバッグ」と「リュック」を制作しました。

バッグにも意味があり、大と小それぞれ作り、
大は親、小は子を現し、親から子へ、子から親へ送るバッグとして
使ってもらいたいという想いを込めて作りました。










今回は、このイベントに参画させていただき、いろいろな気づきがありました。

そして、MAP制作・バッグ制作に携わって下さった雙葉学園の先生をはじめ
学生のみなさん、深野製袋様、デザイナーのみなさま、
博多織デベロップメントカレッジ様、南三陸ミシン工房様、
その他多くの方々に関わっていただきました。
有難うございました!






伝統工芸MAP、博多織のバッグは、当館で展示を予定していますので、お楽しみに。