【リポート】「はかた伝統工芸館 匠と語る夕べ(小西一珠喜氏)」リポート!
はかた伝統工芸館リポートです!
昨日、作品展を開催しているきりえ作家の小西さんをゲストに迎え、
「はかた伝統工芸館匠と語る夕べ」を開催しました。
はかた伝統工芸館は、
福岡・博多の伝統工芸の歴史や文化を紹介する施設として開館し、
今年で5年目を迎えます。
この「匠と語る夕べ」は、ものづくりの匠が活躍できる場として、
また幅広い分野のみなさんとの交流の場として、
開館当初から行っています。
今回で20回目を迎えますが、
現在作品展を行っている小西さんとトークを交えながら、
きりえの体験をしてもらい、美味しい食事で参加者のみなさんと和気あいあい、
楽しい時間を過ごしました^^
小西さんがきりえ作家になった軌跡をひも解きながらトークがスタート。
きりえ体験では、「しあわせ」という女の子のきりえを体験。
カッターと紙だけで作るきりえですが、曲線が難しくみなさん悪戦苦闘。。
みなさんひと言もしゃべらず、黙々と作る時間が流れ、真剣に作っています。
最初に出来上がった一人が、「出来た~」の一声で、みなさん「ハッ」と
我に返ってました^^
最後はみなさん「楽しかった~」と笑顔で記念撮影。
がんばった後は、美味しい食事で交流を楽しみました^^
小西さんが15年かけて作りあげた作品ひとつひとつには、
実在の人物とストーリーがあって、パワーがあります。
本人は、山笠の期間は、山笠行事に参加して実際に見ているので、
その場面場面の一挙手一投足が鮮明に表現されています。
小西さんの山笠の作品の中で親子がモデルになったものがあります。
山笠は博多っ子の誇り。山笠の伝統は親子の絆をも作ります。
その中で、親から子へ受け継がれる伝統を表現した作品が
とても印象的だったのでここで紹介します。
写真の作品は、箱崎浜で行われる清めの神事、
「お汐井とり」の場面で、親子の絆を表現しています。
【走れ】
【お汐井とりの祈り】
23日(火)まで開催中です
作品が展示しきれなくて、毎日作品が増えてますよ^^