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最新情報

2014.11.17イベントカレンダー

11月17日(月)「肥後象がん展」リポートVOL.1!

本日より、国指定の熊本の伝統工芸 「肥後象がん展」がスタートです。

肥後象嵌(ぞうがん)は、400年前、藩主に仕えていた鉄砲師が
銃身や刀の鍔に象がんを施したことがきっかけで、
現在までその技法が伝えられている国指定の伝統工芸です。

像は「かたどる」嵌は「はめる」。
ひとつの素材に異質の素材を嵌め込むという意味だそうです。

肥後・京都・加賀と日本3大象がんのひとつとなる「肥後象がん」。
12月2日まではかた伝統工芸で展示・販売していますので、
熊本に行かずして見る事ができます。

作品は、伝統的な香炉や香合のほか、
アクセサリーやブローチ、指輪、ストラップ、
などお求めやすい作品もあります。





ねこ好きにはたまらない~ ネコシリーズの作品





なんと”くまもん”シリーズも・・・


また11月30日(日)までは日替わりで象がんの実演も見る事ができます。

今日は、作家の坂元さんの実演でした。

【象がんはこうして作られる・・・】

タガネで鉄地に刻みを入れる



刻みに金銀を打ち込む



不要な刻みを潰して消す







温度管理をしながら錆を出し、お茶で炊きさびを止め、黒油を重ねてぬっていくと
独特の黒い色に変化、象がんの美しさが作られています。



ひとつひとつ丁寧に作り上げられた作品はどれも魅力的です。
若手の作家さんらしく、こんなおしゃれなネックレスも作っていました。



明日まで坂元さんの実演もありますので
是非お越しください。